初秋
極暑とも表現された、お盆の頃の夏の暑さを越えて、やっと最近は、少し涼しい風を感じられるようになってきました。
朝に時間のある時は、少しだけ散歩に出ます。
風が気持ちよくなったと同時に、田んぼでは、稲が刈り取られてる所も見られます。
道端の草むらからは、秋の虫の鳴き声が聞こえてきます。
リンリンリン、リーリー、リリリリリ…
この音を聞いただけでも、散歩に出た価値があるなぁと癒されます。
一方、林の近くを歩くと、まだまだ元気な蝉の声。
こんな風に夏と秋が混ざった季節。季節の移り変わりを感じられるいい時間です。
さて、教室も6月に再開し、生徒さんにも感染症予防対策にご協力いただきながら、お稽古しています。
来てくれる生徒さんとのやり取りを大事にしながら、また、一人一人の様子に、目と気を配りながら指導する事を心がけています。
子どもたちの話をしますと、
一人一人伸びるタイミングが違って、芽が出るのがゆっくりな子ももちろんいるんですが、
頑張れるように応援して、コツコツやれるようになって、本人にも少し自信が付いてきて…お、芽が出てきたー!
と、感じられる瞬間が、私には大きな大きな喜びです。
それまでの過程があるから、「上手くなったね!今伸びているね!」って褒めながら私が感激してしまいます。(先生、やけに熱いなぁって思われてるかもしれない…^^;)
この子には、自信をつけさせたいな
はっきり返事ができるように励まそう
落ち着いて取り組めるように声をかけよう
もう少し言いたい事を言えるといいな
等々、色々思いながら接しています。でも、一言で言えば、「良いところを伸ばしてあげたい」。
欲張って言うなら、字を習うことを通じて、字が上手くなる プラスα として、心の栄養になるものもあげられたらいいな。
子どもたちが自覚してくれなくてもいいけれど、「なんか、習字教室好きだったよな」って思ってもらえる場所になれたら、こんなに嬉しい事はありません。
今日は、なんだか熱くなってしまいました。
でも、それもこれも、あの子やあの子が、長くコツコツやってきて、芽が出始めたのを目の当たりにしたからだー^_^ みんな頑張ってくれてありがとう。
また感動したら、熱いブログを載せちゃうかもしれません。笑
最後に、お知らせです。
所属させていただいております、遠州書道連合の宝書展が 9/2(水)〜9/6(日)の期間、クリエイト浜松で開催されます。まだまだ勉強不足ですが、私も出品しています。
コロナウイルス感染症が心配される中なので、是非来てくださいとは言えませんが、もしよろしければ、対策をお取りになってお越し下さい。
まだまだ残暑厳しい折、皆さまご自愛下さいね。