子どもの成長を間近で
朝晩は涼しくなり、秋の虫の鳴き声が聞かれるようになりました。
みなさん暑い夏をいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、子どもたちが7月末から順番に体調を崩し、なかなか夏らしく思い切り過ごせませんでした。2人とも元気になったのは、8月の終わり、つい先日です。
その先日、お休みを少しいただいて、家族で過ごしました。久しぶりに遊ぶことが出来て楽しかったこと!笑 子どもが体調が悪いと、自分も調子が出ないものだなぁと、今更ながら感じました。やっぱり子どもは元気が一番ですね!
さて、前置きが長くなりましたが、
それこそ、息子が体調を崩す前の話。笑
保育園で、そろそろプールが始まるという頃です。息子の通う保育園を通じて、スイミングスクールから、夏期短期講習のチラシが入りました。
その時はまだ、顔を水につけることに抵抗のあった上の息子。今年こそは、顔付けができるようになってほしいし、上手に泳げるようになったら、小学校へ行ってからも楽だから通うといいよねぇ…なんて家族で話していました。
なので、本人にスイミングの夏期講習の話をもちかけてみました。
ところが、さすがもう5歳。自分の気持ちがしっかりとあるようで、「まだ顔つけができないし、心配だからやだ。お風呂で、頭がかくれるくらいにもぐれるようになったらいくー。」と断われてしまいました。残念。
でも、私も一応は、体育指導を勉強してきた者なので、自分で教えられるなら教えたいと思っていたところもあり、私の指導スイッチもオンに。笑
「そっかー。じゃあ、お風呂で頑張ろう!ママが教える!」と、お風呂での練習が始まりました。
洗面器から始まり、浴槽で顔つけ、潜る練習。
子どもってやっぱりすごいですね。少し出来た時に、認めて褒めてあげると、どんどんやる気になって、最初の目標だった顔つけは、すぐに出来るようになりました。
進んでチャレンジする時の、いい表情!まさに一段一段階段を上がっていってるような感じでした。
加えて、保育園での先生のご指導もあり、いつの間にか、お風呂で頭がすっぽり隠れるまで潜って、なんとなく手を掻いて泳ぐ雰囲気(笑)、も出てきました。
そして、保育園でのプール最終日では、ビート板を使いながら顔をつけて、バタ足まで出来るように。
保育園の友達にも拍手をもらい、嬉しそうにしていたそうです。目標以上に泳ぐことが出来るようになり、本人も自信をつけた様子でした。
…と、長々と息子の挑戦をお話ししましたが、感じたのは、
短期講習に行かせられなかったことで、息子の成長を間近に見ることができたという事です。
もちろん、プロの指導力には敵いませんが、あーだこーだいいながら、一緒になって水に潜ったのは、私にとっても楽しい時間で、息子とのいい思い出ができたと、嬉しく思っているのです。
また、成長していく息子を見ていたら、焦らなくてもいいんだなぁ、とも思いました。ちゃぁんと成長していくのですね。子どもは、みんな出来るようになりたいという気持ちを持っていて、その気持ちが表れた時に、少し手助けしてあげれば、それこそ春に出る筍の様に、ニョキニョキっと成長するんだなぁ、と改めて実感した出来事でした。
その息子も、今日で6歳の誕生日を迎えました。祖父が、プレゼントに一輪車を買ってくれ、早速練習が始まりました。乗れるようになるまでの過程も、また同じ。息子の成長を見られるのだなぁと、楽しみです。もちろん、出来なくて怒ったり泣いたりするんでしょうけどねー。
でも、今回の事で、息子の成長を間近で見る楽しさを改めて感じましたから、息子と過ごす時間を大切にして、今回はより楽しめそうです。
さて…長い文章を最後までお付き合いくださりありがとうございました。連日、初秋の夜を、虫の鳴き声が演出してくれています。これから高くなる秋の空も、秋の味覚も楽しみですね!
皆様も体調に気をつけながら、素敵な秋を過ごせますように。またお付き合いくださいませ。