昇藤のように
暦の上では、立春を迎えましたが、やっと冬らしい寒さを感じるようになった今日この頃。今までが暖かかったので、寒さがこたえますね。体調崩されていませんでしょうか。
さて、先日、義母が、写真の花を買ってきてくれました。この花は、ルピナスという花。花の様子がフジの花に似ていて、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれます。
この花は、私の教室のロゴに使われていて、教室名を丸く囲んでくれています。ホームページや看板のデザイン等を手掛けて下さった(株)55634さんが、昇藤の名前から、教室が栄えていくようにと、願いを込めて選んでくれた花です。とても気に入っています。
最初は、優しい親戚が大半を占める、数人から始めた教室(笑)。今は有難いことに、当初の目標以上の生徒さんに来ていただいています。本当に嬉しいことです。
少し話は変わりますが、
最近、教室内にシーンと静かな時間が流れている時が増えていることに気がつきました。先の話に逆行して、生徒さんが来ていないというわけではないですよ。笑
元気のいい子どもたちも、書き始めると、手本を見比べ見比べ書いています。それぞれが書に向き合っている、そんな静かな時間が流れているんです。そして、それが自然で、みんないい姿してるんですね。嬉しくなります。
これらは、手本を見て、その子なりに上手く書こうと努力している姿です。そのように学べる子は、やっぱり上手くなりますね。
もちろん、学校生活での事を話してくれたり、疲れている子がため息をついているのを、「あれあれ、どーしたー?」って突っ込んだり、そういう楽しいやりとりも多くあります。
お稽古の場所だから、静かなのは当然なのだけれど、無理やり静かにさせているわけでもなく、自然とそういう時間が流れている。一生懸命書こうと思える雰囲気ができているのかなと、嬉しくなりましたし、生徒たちの成長も感じられました。一生懸命は伝染しますね。
こんな風に、生徒さんの数だけでなく、生徒さんの上達具合や満足度、それから私自身の書のあゆみも、これからも、少しずつ昇っていけますように。
初心にかえらせてくれたルピナスの花でした。
教室を始める時にも、背中を押してくれた義母。今回も考えるきっかけをくれた気がしました。さすがだな〜。笑
もうすぐ、進学、進級の春が訪れます。それに合わせて習い始めたい方、いいタイミングです。気軽にお問い合わせください。お待ちしています。