七夕におもう 子どものこと
先週、息子の通っている保育園の図書コーナーで、私も本を借りてきました。
「ぐりとぐら」で有名な中川李枝子さん著の「子どもはみんな問題児」。
前々から目にしてはいたのですが、その日は、直感で借りたくなりました。題名と、その時の自分の心境が一致したんでしょうね。笑
著者が元保育士さんだとは知っていましたが、本を読んで、当時の一生懸命な保育の様子がよく伝わってきました。きっと楽しい先生だったんだろうな〜。
世のお母さん方と同様、子育てに奮闘する一母親として、私の心に残った文書を少し紹介します。
『お母さんといっしょの楽しいひとときは、人生で一番最初の大切な時であり、人生の原点でしょう。
その後、大きくなるにつれて、いろいろ厄介なことがやって来るのですが、それに耐える力や乗り切る力は、
幼児期が幸せであればあるほど強くなるに違いありません。』
納得です。
大人になってからも揺るぎのない自信を持ってる方って、いっぱい愛されて育ったんだろうなぁと思います。(うちの主人が、そうです。笑)そして、その力はすごいんですよね。
知識よりも何よりも、子どもたちに与えてあげたいものだと思います。
次に…
『子育てに追われておしゃれもできない。社会から取り残されているなどとぼやいていますが、そんなことはありません。あなたはまぶしいほど輝いています。世の中の全てのことが、我が子の将来にかかってくるのですから、いま社会の先端に立っているのはお母さんたちです。…』
まぶしいほど輝いている!
自分の事はさておき、今しかない子育てに一生懸命向き合ってる人の姿は、やっぱり素敵ですもんね。”まぶしいほど輝いている”なんて、なかなか言ってくれる人いませんから(笑)、自分も該当すると思って喜んでしまいましょう(^^)
最後に、自分に喝と安心を与えてくれた文を…
「お母さんはじっくり子どもに向き合うのと同じくらい、世の中に関心を持たなくちゃいけません。
社会のいちばん先端に立っているのですから、児童憲章を知り、選挙にも行き、健康診断も欠かさない。
ほかのお母さんから学ぶことも大事です。そうして自分も成長するのです。
子育ては、甘いものじゃないけれど、生きがいそのものです。エクササイズに通ったり、カルチャーセンターに行ったりするような暇はまるでない、というのが子育て中のお母さんの立派な証しなのよ。」
最近のお母さんたちは、とてもおしゃれできれいにしています。私も、そうでありたい、と思うけれど、こう言ってもらえたら、今のままでも自分に合格点をあげられる気がしました。
そして、もっと社会にも目を向けていなくては…と、最近じっくり読めていない新聞に手を伸ばすのでした…^^;
最後に、子どもたちが幸せな毎日を、送れますように。
そして、その源となる、お母さん方、自分の体を大切にしながら、ぼちぼち頑張っていきましょう。